新着情報

黒毛和牛/国産豚肉

厳しい残暑の中、週末に訪れた台風の爪痕が残りました。現在までに停電、農業被害が多数出ている様です。また、高温が続き熱中症には十分注意が必要です。さて、豚コレラ発生から1年が過ぎ、いまだ終息の見通しが立たない中、農場では殺処分が増しております。今後の畜産肥育にも多大な影響がありそうです。先に食肉の需給予測から見て参りたいと思います。

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◆食肉の需給動向

情報の発信元

農畜産業振興機構 畜産振興部 (担当:畜産流通課)

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直近動向

 
価格推移(豚・旬報)
  東京・大阪市場

 価格推移(牛・旬報)
  東京市場
 
情報の発信元 
JACC ネット

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9月の需給展望 牛肉

2回の連休に期待も需要拡大は限定的、和去A5は2,650円前後、A3は2,200円前後か

 
 
8月の牛枝肉相場は、旧盆までの猛暑で焼き材などの消費が低調、旧盆明けは少し暑さが和らぐものの雨天が多く、消費回復には程遠い状況となった。和去A5は高級部位の輸出需要がひと段落したこともあり7月に比べ100円安となった。A3も同様に下げ、A5・A3とも今年最安値を記録した。当初は、下げ幅がもう少し広がるとの見方があったが、概算の出荷頭数が和牛で9%前後少なく、頭数減が相場を下支えしたといえる。

9月については、猛暑から解放され、2回の連休があり各量販店での販促が期待されるものの、10月1日からの消費増税を控え全体的に消費マインドが冷え込んでいることで過大な期待はできない。さらに和牛の出荷頭数が1割近い増加が見込まれることを勘案すれば、A5をはじめ和牛の各等級はほぼ8月並みにとどまるとみられる。一方で交雑種は、高値の和牛に対し底堅い需要があること、出荷頭数も引き続き減少することが見込まれることでわずかに上昇すると見込まれる。このため9月の枝肉相場は、和去A5は2,650円前後、A3は2,200円前後、交雑B2は1,550円前後と見込まれる。

2019年9月の東京食肉市場の規格別の価格(生体、消費税8%込み)をみると、和去A5が前月比100円安の2,653円、A4は39円安の2,376円、A3は45円安の2,175円、交雑去勢B2は7円高の1,536円、乳去B2は5円安の1,061円となった。高級部位の輸出需要が低下したことでA5等級が大きく下げたほか、多くの等級で下げた。一方で、交雑牛は、高値の和牛より安価な交雑への需要が強く、和牛が下げる中でも高値を継続している。

和去A5が6カ月連続で前年割れとなり、今年の最安値を付けた。また、前年比でみると、123円安と下げ幅が大きくなってきた。A4も70円安、A3は33円安と、各等級とも前年を下回った。ただ、交雑B2は147円高と、依然として前年を上回っている。

9月の生産見通しは農畜産業振興機構の予測によると、成牛の出荷頭数で前年同月比3.7%増(1日当たりでは0.7%減)の8万5,000頭が見込まれる。品種別の出荷頭数は、和牛は9.7%増の3万7,100頭、交雑種は1.4%減の1万9,000頭、乳用種は0.5%減の2万7,400頭が見込まれる。

輸入牛肉(チルド)は同機構の予測では、8月の輸入量は0.2%減の2万6,200t、9月は7.4%増の2万2,300tを見込んでいる。9月は前年に台風21号に伴い輸入量が少なかったことで前年を上回るが、7月後半からの売れ行き不振で在庫が多く、数量は2.2万tと抑えられる見通し。

8月の販売状況は、首都圏の中堅スーパーでは、前年に極端な猛暑で牛肉が売れなかった反動で前年を上回ったが、想定した売り上げには届かなかった。その中では、関税面でメリットの出たカナダ産は平日の定番化で好調、米国産、豪州産は焼き材などは不振でもある程度の数量は動いた。しかし、国産は価格訴求した切り落としのパック(380g入り本体1,000円など)は売れたものの、焼き材はじめ苦戦した。例年、この時期は東北など地方で和牛が動くものの、今年は地方、リゾート地とも荷動きはもう一つだった。

9月に入り涼しくなれば、和牛、交雑など国産は全体的に、スライス需要によりモモ、カタ系に引き合いが出てくる。消費増税前で消費マインドが冷え込んでいるなどマイナス面はあるものの、2回の連休(土曜日を含めれば3連休)があること、猛暑が収まりスタミナ回復へ牛肉需要が期待されることで期待は大きい。量販店では、輸入牛肉の販売とともに、和牛・交雑の販売に再度、力を入れることにしている。ある量販店では、交雑種モモを使ったステーキの販売を行う。高値の和牛が売りづらくなっていることで、数量は少ないが、比較的安価に国産牛のモモステーキを提供することで集客の目玉にする考え。

一方で、輸入牛肉は、7月後半の長梅雨以来、在庫を増やしている。8月中旬以降の入荷分は、手当てを絞っているものの、ここまでの在庫の積み増しで消化を急いでいることろだ。現状では、米国産のバラ、カタ系、豪州産のグラスなどで在庫が目立つ。その中で、日米貿易交渉が8月25日に大枠一致し、9月末の協定署名が見えてきた。そこで問題になるのが、米国産のバラ系のフローズン在庫だ。中国の旧正月に向けた買いが入り例年秋口に外貨が上昇するため、今期は外貨が安定している段階で早めの手当てを行い、米国産のバラなどフローズン牛肉の在庫を積み上げてきた。日米協定が発効すれば関税が大きく下がることになり、結果的にコスト高の在庫を抱える形になる。中国の手当てが入るかは、現状の米中貿易問題が解決されない中では不透明であり、ユーザーの目線が下がる中で在庫をどうするかが大きな課題になっている。フローズン在庫の消化を進める中で、チルフロでの販売も難しく、安価なチルドビーフが出回ることも想定される。

これらを勘案すれば9月相場は、交雑種は高値も、和牛はほぼ8月並みにとどまると見込まれ、和去A5で2,650円前後、同A3は2,200円前後、交雑B2で1,550円前後、乳去B2は1,070円前後とみられる。〈畜産日報 2019年9月4日付〉
 
 
 
9月の需給展望 豚肉

残暑見込みで出荷・豚価は流動的、鍋物需要の遅れも

〈前半は小確りも、出荷増で下旬400円台前半の展開に〉
今夏の豚肉需要は、長梅雨と集中豪雨、梅雨明け後の猛暑・・・と天候に振り回された。枝肉相場も、盆休み前の手当てと、市場稼働日の影響もあって500円台後半まで上昇した局面もみられたが、肝心の盆休み期間中の末端消費も振るわなかったことで8月後半の買い気も弱く、月間平均では519円(東京市場:上物税込み)となった。気象庁によると、9月いっぱいは平年よりも高い気温が予想されており、相場も残暑の影響を大きく受けそうだ。今後の気温の動向と、9月後半にどのタイミングで出荷遅れの分が増え出すか、またBBQ需要と鍋物需要の切り替えがいつになるかがポイントといえる。その流れから前半は500円台を維持するものの、月末は450円を割り、月平均は税抜き480円前後と予想する。
 
[供給見通し]

農水省の肉豚出荷予想によると、9月は129.5万頭と予想している。前年同月比3%増としているが、9月としては2年連続で130万頭を割る見込み。前年より稼働日は1日多いため、1日平均で6.8万頭と前年(7万頭)より少ないが、これに猛暑による8月の出荷遅延分の上積みも考えられ、さらに増加する可能性もある。今後の出荷は流動的だが、猛暑が続く前半は少なめで推移し、朝晩の気温が低下してくる彼岸以降は大きく増えてくる可能性が高い。農畜産業振興機構の豚肉需給予測では、9月のチルド豚肉の輸入量は3.2万tとみている。前年が少なかった反動で前年同月比4.2%増だが、ここ数カ月の末端消費の弱さと決算期、国産の出荷増・豚価の値下がりを見越して、3万t台前半の水準となる。それでも、手間の市中在庫は多めで、バラなど部位によっては国産と輸入の価格の競合が予想される。
 
[需要見通し]

結論からすれば、需要は6月後半から8月末までの低迷から脱し、上向くとみられる。盆休み期間中はスペアリブなどBBQ需要が期待されたものの、結果は台風や猛暑で振るわず、スソ物やロース、バラを中心に需要の弱さは8月末まで継続した。9月に入るとロースの荷動きが出始め、これまで不振だったスソ物も学校給食の需要も戻ってきている。カタロースは堅調だ。夏の相場が安かったため、量販店も9月は国産中心に販促を仕掛けているもようだ。バラが動くのはもう少し気温が涼しくなってからだが、近年は量販店の棚替えも早まる傾向にあり、残暑が続くようであれば、売り場の品揃えと生活者の購買意識のギャップが生じる恐れも。
 
[価格見通し]

9月の豚枝肉相場は、疾病問題も含めて出荷動向が読み難く、不透明感が強い。出荷がどのタイミングで増え出すかがポイントとなるが、例年のパターンでは彼岸(20日)前後とみられる。前半は出荷減の状況が続く可能性が高いため枝肉相場は税抜きで510~530円の小確りとなり、「秋分の日」を含む三連休前あたりから下落し、月末には420~430円まで下落する可能性もある。前年9月の平均相場は475円と8月から94円も値下がりしたが、今年は月平均で480円前後(税込み520円前後)と、40円ほどの下げ幅になると予想される。〈畜産日報 2019年9月3日付〉

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肉用子牛取引情報

https://www.alic.go.jp/operation/livestock/calf-report.html

 農畜産業振興機構 畜産経営対策部

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 取引価格推移(トピックス)

肉牛枝肉卸売価格の推移(東京市場) 2019年9月9日更新

肉牛枝肉卸売価格の推移(大阪市場) 2019年9月6日更新

豚枝肉卸売価格の推移(東京・大阪市場) 2019年9月9日更新

JACCネット より

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「養豚壊滅状態、ワクチン解禁を」豚コレラ対策で岐阜の協会要請
 
岐阜県養豚協会(吉野毅会長)は9日、豚(とん)コレラ感染防止に向け、豚に対するワクチン接種の要請書を古田肇知事宛てに提出した。県が国に対してワクチン接種解禁を働き掛けることを求める内容。

昨年9月9日、岐阜市の養豚場で国内26年ぶりの豚コレラ発生が確認され1年が経過したことから要請した。岐阜、愛知、三重、静岡、長野の5県の生産者組織の連名となっている。野生イノシシへの感染が確認された富山、石川、福井、山梨、滋賀の各県での接種も求めている。
県養豚協会の幹部6人が9日、県庁を訪れ、河合孝憲副知事と面談。吉野会長は「残念ながら半分以上の豚を失い県の養豚は壊滅状態だ。全国の養豚の見本となるような防疫で、後々の復興に向け進みたい」と述べた。
 
河合副知事は「終息どころか拡大する方向で残念。国は(接種豚を区別できる)『マーカーワクチン』を提案するが、有効性検証に時間が必要だ。備蓄ワクチンで地域・期間限定の接種が現実的だ」との見解を示した。
 
吉野会長は会談後、報道陣の取材に「一刻の猶予も許されないが、有効性が不確かなワクチンでは踏み出せない」と指摘。備蓄ワクチンを接種し、有効性や必要性を踏まえマーカーワクチンに切り替えるべきだとの意向を示した。県内では23施設で豚コレラが発生。殺処分した豚は6万1000頭を超え、全体の53%に当たる。野生イノシシ感染も9日現在、893頭に上る。(毎日新聞より)
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気になるNEWS

もう豚肉を食べられない? アフリカ豚コレラ蔓延による豚肉価格急騰=中国メディア

中国ではアフリカ豚コレラの流行が問題となっているが、昨今の豚肉価格高騰が人々の食習慣に影響を及ぼすほど深刻になってきている。

中国メディアの新京報によれば、本年前半の豚肉卸売価格は1キロ20元(約300円)前後だったが、ここ3カ月ほどは一貫して上昇傾向にあり、7月29日から8月4日の週は1キロ25元(約380円)を超え、8月19日から8月25日の週には1キロ30元を突破し31.77元(約480円)に達した。そして、8月26日から9月1日の週は1キロ34.59元(約510円)と、1週間で8.9%も上昇した。わずか数カ月のあいだに70%を超える急騰となった計算になる。

豚肉が食卓の中心である中国の人々にとって豚肉価格の高騰は極めて深刻な問題であり、各地で販売価格統制、生産者への補助金支給、備蓄冷凍豚肉の放出等の各種政策が採られている。例えば広西チワン族自治区南寧市では、特定の農産物市場において直前10日間の平均価格の10%以上の割引価格での販売が義務付けられた。購入は一人当たり1キロまでに制限される。

豚肉価格の高騰は他の肉類の価格にも波及しつつあり、8月26日から9月1日の週は牛肉と羊肉の価格もそれぞれ1週間で2.4%、1.9%上昇した。

同記事によれば、消費者は「最近は鶏肉ばかりを食べなくてはならなくなった」と嘆いているという。

日本ではアフリカ豚コレラとは別のウイルスである豚コレラが発生しているもののアフリカ豚コレラの発生は現在のところ確認されていない。しかし、訪日外国人による持ち込みのリスクは決して低くなく、アフリカ豚コレラにはワクチンが存在せず、感染した豚の致死率はほぼ100%なので、いったん持ち込まれれば養豚業界の受ける損害は甚大となる。決して対岸の火事とはいえない。(livedoor NEWSより抜粋)

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終息が見えない豚コレラ。風評の被害や徹底した消毒、感染予防にも気を付けたいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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