加工場には、商品に異物が混入しないように、不要物の持込みの禁止、加工場入場時には、衣服にローラー掛けをし粉塵や毛髪等の除去、作業中の手指や器具の消毒も欠かせません。
場内は商品の鮮度を保つ為に毎日決められた頻度で各庫内の温度確認をしています。
場内の衛生レベルの向上を図り、異物対策と温度管理をすることで安全・安心な商品を製造しています。
当社では、全国の食肉市場より買い入れた牛枝肉を、自社所有である大型冷蔵懸垂車で運搬しております。 懸垂車とは、荷台天井部に枝肉を吊り下げる為のレールが設置しており、枝肉を吊り下げる専用滑車にて、吊り下げたまま輸送出来る枝肉専用車両です。 従来枝肉の輸送ですと、荷台に枝肉を寝かせ積み重ねて運搬していましたが、積荷下の枝肉に上の枝肉の重量がかかり枝肉が潰れてしまい品質が低下してました。 そこで懸垂したまま運搬することにより、枝肉が潰れず全体的に冷気が行き渡り鮮度具合を低下させずに輸送する事が可能となり、買い付けた状態のまま工場への持ち込みができ品質向上に繋がっています。また当社では、後輪エアーサスペンションを採用しておりますので、輸送中の振動により枝肉は傷つきにくく、オゾン装置も完備してるので衛生にも配慮した車となっております。 関東はもちろん、全国各地に配送しております。お客様のご注文に迅速に対応するため、大型懸垂車を2台所有して即時に対応いたしております。
私たち中村畜産は食肉を通じて社会に貢献する事をコンセプトとし、日々営業活動に取り組んでおります。
昨今の国内の食肉事業を取り巻く環境は非常にきびしいものがあります。
今後始まるであろうTPP(環太平洋経済連携協定)による食肉自由化の問題原発による風評被害の問題、それによる国内の生産者の減少による、国産牛肉の頭数減などいろいろです。
そんな中当社は、国内牛・国内豚など国産にこだわり、設立当初から、販売してまいりました。
設立当初から培ってきた仕入れ、加工、販売のノウハウは受け継がれ現在に至っております。特に私たち卸問屋にとっては仕入れが命です。
厳選された枝肉を日本全国から当社保有の懸垂車で仕入れ、衛生管理の行き届いた本社加工場で加工して卸に至ります。
またお客様のニーズに応じた牛肉(生産者の顔が見える牛肉や銘柄牛など)を全国の生産者や出荷団体と密にコミュニケーションをとりながら、供給していく取り組みも行っております。
これからも私ども中村畜産は、お客様に喜ばれるこだわりを持った商品を提供して行く事に全力で取り組んで参ります。